【スピンオフ】2016年シーズンに望むもの ~クラブのアイデンティティ

■2015年シーズン 鳥栖のチャレンジとは?

2015年シーズンのサガン鳥栖。すべての試合が終了し、監督・選手など契約ごとに一喜一憂する季節になってきました。2015年を振り返ると今シーズンは、モヤモヤするゲーム展開が多かったですね。Jリーグでさらなる高見を目指し、これまでの「ハードワーク」というスタイルにプラスアルファとして、ポゼッション寄りとも取れる「効果的なショートパスを繋ぐスタイルのサッカーを標榜」。しかし、うまく融合できず、試行錯誤した結果が、試合でのゲーム展開や結果などに表れていたように思います。

では、「チャレンジしたことが悪かったのか?」そんな疑問がつきまとったりします。他クラブを見渡すと毎年のように監督・選手の加入・移籍を繰り返してチームが進歩していく状況があると思います。後退する場合もありますが…そういう現状を見ると「J」に居続けるにはチャレンジし続けなければ生き残れない。プロフェッショナルな厳しい世界が広がっていると… 普通の仕事でもそうかもと… どこまでリスクを己で取りながらチャレンジして進歩していくか… 但し、そこにはチャレンジしつつもブレない拠り所、「ビジョン」とか「目標」とか、「チームのスタイル」とかがあって初めて、チャレンジする際にリスクを取っても進歩していけるカギがあるように思ったりもします。

幸いにして鳥栖は、クラブ、チーム、サポーター、また、Jリーグの他のチームからも認知されるようなハッキリしたスタイル「ハードワークする」があり、そのハードワークするプレイスタイルは、上位チームに対しても発揮され「反骨心」「団結」というフレーズとして表現されることも多いかと思います。また、2015年は、J1の上位(優勝も含む)を目指すビジョンがあったとも思っています。中長期的なところは、内部の人間でもないので良くわからないのですが… 長くなりましたが、人口7万ほどの地方都市で限られた予算・選手で、スタイル、ビジョンを明確にしてチャレンジしたことについて、個人的には素晴らしいなと思ってます。反面、毎試合スタジアムに駆けつけるサポーターに対しての試合内容や結果についての満足度は不十分な試合も多かったのではないかとも思っています。

■チャレンジの先に垣間見みた鳥栖スタイルに変化の兆し!?

リーグでの大量失点での敗戦のあと、一時、「プラスアルファ」な部分の比重を減らし、現状のチーム状況から逆算してリアルに勝負にこだわるハードワークへの原点回帰もあったかと思います。その後、試行錯誤の末、見えてきた「鳥栖スタイル+α」。個人的に今シーズンそれが垣間見えたゲームは、アウェイでの松本山雅FC戦の後半、豊田選手、鎌田選手、藤田選手投入後あたりの試合内容だと思ってます。一番「ハードワーク」と「効果的にショートパスを繋ぐサッカー」がバランスよく融合していたように見えました(ハードワークの進化形)。チャレンジしたからこその進歩・進化の芽。かもしれないと思ってます。

【残留決定】データで見る!勝つべくして勝った!? ~vs. 松本山雅FC ~ 2015年2nd第15節

そもそも鳥栖のスタイルが何故「ハードワークする」となったかを考えてみると、人口7万ほどの地方都市で限られた予算、選手でやり繰りする鳥栖。それに対する他チームは資金力に勝り、選手層や個の能力も高い。これを補い、対抗または生き残るためにクラブが絞り出したスタイルとして「ハードワークする」となっていったのではないかと勝手に思ってます。また、このスタイルはチームや選手の個性に影響を与えながら、チーム、選手ともに成長していき好循環のサイクルが続いてきたのではないかと考えています。こうして、J1の舞台で4シーズンもの間戦い続けてこれたのだと… 大きな要因ではないかと… 考えます。そしてこのチームスタイルは、後押しするサポータに支持され鳥栖のアイデンティティへと昇華しはじめているのかもしれません。

■2016年シーズンに望むもの ~アイデンティティ

アイデンティティとは、「自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。」という事らしいです。鳥栖のアイデンティティとは「ハードワークするスタイルが環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであるということ」。たとえ藤田選手が移籍しても、他の誰かが移籍したとしても…変わらずスタジアムでずっと見れたらと願う今日この頃です。

■2015年 藤田選手 走行距離データサマリ

◆出場時間 : 2596分  (チーム4位)
◆総走行距離 : 331.12km  (チーム2位)
◆平均走行距離 : 10.68km  (チーム2位)

【通算データ】☆2015年データランキング!- サガン鳥栖

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