【考察】戦術と戦力のギャップ?~ .vs サンフレッチェ広島 ~2016年1st第11節


[いやはや…]

2016年1stステージのサガン鳥栖。11節終了時点(地震の影響で10試合消化)で16位。完敗でしたね。さて、どうしたものか…

原点回帰でポゼッションを捨てロングボール&カウンターサッカー、夏の補強などさまざまな意見が飛び交うこと必至の一戦となってしまいました。

1.距離別・方向別パス成功率

相手に合わせることなく、良くも悪くも今シーズンの鳥栖スタイルを貫いて昨シーズンJ王者の広島と対峙。そして、戦前のデータ通りグランドをワイドに使いパス成功率でかなり上回る広島のスタイルに完敗。
>>【予想展望】チームスタッツで見る!~ .vs サンフレッチェ広島 ~2016年1st第11節

2.トラッキングデータ

トラッキングデータは、Jリーグ公式サイトのトラッキングデータを見てみると戦前のデータ通り。走行距離・スプリント回数ともに鳥栖が完全に上回っています。
>> Jリーグ公式サイトトラッキングデータ

3.鳥栖得失点パターン傾向

得失点パターンは、「スルーパスから2失点」、「クロスから1失点」とこれも戦前のデータ通りの結果…
>>【予想展望】チームスタッツで見る!~ .vs サンフレッチェ広島 ~2016年1st第11節

4.一体どう考えればよいのか…

一言でいえば、戦術と戦力のギャップと考えています。トラッキングデータを見ると、どの試合もそんなに悪いわけではないのですが、走行距離やスプリント回数が効率的・効果的に攻撃・守備に直結していないことが考えられます。勝利の為のハードワークでなく空回りしていることが多いのではないかと。

攻撃について、「Football LAB」の10節終了時点でのデータを引用すると

チームスタッツ_10節時点_#2

青色の枠線で囲った部分
・シュート:リーグ4位
・クロス   :リーグ4位
・直接フリーキック : リーグ2位
・間接フリーキック : リーグ3位
・30Mライン進入回数 : リーグ8位
・攻撃回数 : リーグ9位
・ボール支配率 : リーグ6位

赤色の枠線で囲った部分
・ゴール : リーグ17位
・枠内シュート :リーグ16位
・コーナーキック : リーグ10位

如何でしょうか? かなりチグハグ… ボール支配率はリーグ6位です。ポゼッション率が上がると相手DFがブロッグを作った状態での攻撃が多くなると思われます。そうするとおのずと、DFを崩す攻撃のバリエーションが必要となってくると考えられます。

しかし、枠内シュートを見てみるとリーグ16位。ここに今シーズンの鳥栖の苦しさがあると考えられます。攻撃のリズムがつくれない。ひいては試合のリズムが作れない。試合内容は悪くないが、後半、ミスや一瞬の隙を突かれて失点。守備は湘南戦後のコメントにもあったように集中力の欠如が問題ではなく、攻撃のチグハグさから試合のリズムをなかなか作れないのが原因ではないかと考えます。 他に直接フリーキックは、リーグ4位ですがセットプレーからの得点は2点です。

では、攻撃のチグハグさの原因はどこにあるのか? 戦力と戦術のギャップにあると今のところ考えています。これを解消するためには、補強が必須と考えます。 原点回帰のロングボールとカウンターサッカーについては、今の戦力では逆に結果を出せないと考えています。理由は諸々ありますが、書くとこの記事には収まりきらないので詳しくは書きませんが、オフからチームコンセプトとしてきたサッカーで選手補強をしつつブレすにチャレンジするのがベストの方向性と考えます。

賛否両論あるかと思います。みなさんはどう思いますか?

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コメント

  1. TAMA より:

    お久しぶりです^_^

    TAMAです。

    いつも内容たっぷりの記事、今回も楽しく読ませていただきました

    最後、みなさんはどう思いますか?とあったので
    的はずれかもしれませんが自分なりにコメントさせてもらいます(;^_^A

    あの試合から振り返って色々考えているんですが
    すないわんさんのおっしゃるように原点回帰は現実的ではないのかなと思います

    やっぱり気持ちとして、どうしても良かった時と比べてしまうんですよね、

    なので今のやり方の成熟を目指していく方針がいいのかなぁと個人的に同じ意見でいます

    攻撃に関しては、あくまで今のサッカーベースの中に、少しロングボールを使う時間帯があってもいいのかなと思います

    豊田というJ1屈指のFWがいる事と広島戦のように現状パスサッカーではどうしようもない状況もあると思うので…

    補強に関していうと
    13年の菊地や林のような補強が出来れば理想ですが
    このやり方で、ある部分を補強すれば劇的に変わるポイントがあるのかなぁと考えてます(;^_^A

    戦術理解度の高いMFか、吉田の逆サイドから質の高いクロスを上げられるサイドの選手か…

    質問を返して申し訳ないんですが、すないわんさんは補強のポイントはどこだと思いますか?

    しかしサイトの構成が相変わらずきれいですね
    同じワードプレスとは思えないです(ノ_<) 笑

  2. BB より:

    すないわんさん、こんにちは。

    試合前のデータ分析と試合結果の考察、毎度的確で頭が下がります。

    私もチームコンセプトは変えずに、夏の補強によるチーム力の底上げで勝ち点を積み上げることを考えています。

    TAMAさんの質問への私なりの考えですが、繋ぎもできる強いCB、試合をコントロールできるアンカー(ボランチ)、点取り屋のFWの3枚が取れれば最高です。

    そうは言っても試合は待ってくれませんので、今のサガン鳥栖のメンバーで守備を立て直して勝ち点を積み上げていけるようになって欲しいものです。

  3. すないわん より:

    TAMAさん、BBさん

    返信かなり遅くなりました。

    レンタルの移籍が相次いでいる中、
    移籍期限までにどんな補強になるか
    最後まで目が離せませんね。

    補充でなく補強になることを願って止みません。

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