【予想展望】チームスタッツで見る!~ .vs サンフレッチェ広島 ~2016年1st第11節


[粘り強い戦いを!]

2016年1stステージのサガン鳥栖。10節終了時点(地震の影響で9試合消化)で14位。10節湘南戦は単調な攻撃、一瞬の隙をつかれての失点と今季のよくない点が全て出たような試合でした。

今節、サンフレッチェ広島戦、個人的に攻撃のバリエーションについては、すぐに改善されるものではないと思っています。失点については、前節の監督や選手の試合後のコメントにもありましたように『小さな部分をおろそかにしない』隙のない守備は修正可能と信じています。

>>前節試合後監督コメント
>>前節試合後の選手コメント
-リンク: J’s GOAL

さて、そういった状況の中、鳥栖の強みであるハードワークで広島の良さをつぶしつつ粘り強い試合運びで勝利を引き寄せてほしいところです。それでは、対サンフレッチェ広島戦直前の予想展望を試みたいと思います。使用するデータは、いつものように「Football LAB」さんのデータを活用します。

【予想展望】チームスタッツで見る!~ .vs サンフレッチェ広島 ~2016年1st第11節

1. トラッキングデータ

◇鳥栖:試合平均走行距離
118.034km リーグ4位
◇鳥栖:試合平均スプリント回数
166.2回 リーグ12位

◇広島:試合平均走行距離
112.668km リーグ15位
◇広島:試合平均スプリント回数
156.0回 リーグ14位

トラッキングデータを見ると全て鳥栖が上回っています。

2. パス成功率と傾向

下は「Football LAB」さんのサイトにある距離別パス成功率です。

鳥栖_距離別_PASS広島_距離別_PASS

詳細を見てみます。
◇鳥栖:距離別パス成功率  ※( )内は総数
・ロング: 成功数=28本 (58)、成功率=48.3%
・ミドル:  成功数=126本 (161)、成功率=78.3%
・ショート:  成功数=197本 (251)、成功率=78.5%

◇広島:距離別パス成功率  ※( )内は総数
・ロング: 成功数=35本 (58)、成功率=60.3%
・ミドル:  成功数=199本 (229)、成功率=86.9% ()
・ショート:  成功数=311本 (354)、成功率=87.9% ()

距離別のパスに関するデータは広島が上回っています。

下は「Football LAB」さんのサイトにある方向別パス成功率です。

鳥栖_方向_PASS広島_方向_PASS

見てみると両チームの特徴がよく現れています。

◇鳥栖:方向別パス成功率  ※( )内は総数

鳥栖は「中央寄り前方向」へのパスが多いことがわかります。前への成功率は決して高いとはいえません。何となく最近、攻撃が単調になるのがわかるような気がします。

・前方向: 成功数=97本 (171)、成功率=56.7%
・左方向: 成功数=90本 (112)、成功率=80.4%
・右方向: 成功数=96本 (115)、成功率=83.5%
・後方向: 成功数=67本 (71)、成功率=94.4%

◇広島:方向別パス成功率  ※( )内は総数
広島は、両サイドへのパスも多く前方向へも鳥栖とほぼ同等本数のパスを供給していることがわかります。両サイド、中央と攻撃のバリエーションが多いと考えられます。

・前方向: 成功数=129本 (178)、成功率=72.5%
・左方向: 成功数=158本 (182)、成功率=86.8%
・右方向: 成功数=175本 (195)、成功率=89.7%
・後方向: 成功数=82本 (ー)、成功率=95.3%

方向別のパスに関するデータは広島が上回っています。また、広島の前方向へのパス成功率の高さが際立っています。

3. サガン鳥栖・得点傾向 .vs サンフレッチェ広島・失点傾向

下の図は、「Football LAB」さんのサイトにある今シーズン1stステージ10節終了時点での「チーム別得失点傾向データ」を、こちらでレーダーチャートに加工したものです。青色が「鳥栖の得点傾向」、赤色が「広島の失点傾向」となります。 得点はチャートの値が大きいほど得点力が高い項目。失点は、チャートの値が小さいほど失点が少ない項目。という風に見てもらえれば良いかと思います。

2016_1ST_10_レーダーチャート1

視点1 セットプレーから
『鳥栖2得点 .vs 広島2失点 鳥栖得点確率:100%」
データ上、鳥栖が得点する確率が最も高いスタッツ項目です。
視点2 クロスから
「鳥栖3得点 .vs 広島2失点 鳥栖得点確率:67%」
データ上、鳥栖が得点する確率が2番目に高いスタッツ項目です。
視点3 スルーパスから
「鳥栖1得点 .vs 広島2失点 鳥栖得点確率:50%」
上の2スタッツほどではありませんが、得点が見込めるスタッツ項目です。

3. サガン鳥栖・失点傾向 .vsサンフレッチェ広島・得点傾向

下の図は、「Football LAB」さんのサイトにある今シーズン1stステージ10節終了時点での「チーム別得失点傾向データ」を、こちらでレーダーチャートに加工したものです。青色が「鳥栖の得点傾向」、赤色が「広島の失点傾向」となります。 得点はチャートの値が大きいほど得点力が高い項目。失点は、チャートの値が小さいほど失点が少ない項目。という風に見てもらえれば良いかと思います。

2016_1ST_10_レーダーチャート2

視点1 セットプレーから
「鳥栖4失点 .vs 広島3得点 鳥栖失点確率:133%」
データ上、鳥栖が最も失点する確率が高いスタッツ項目です。
視点2 クロスから
「鳥栖1失点 .vs 広島1得点 鳥栖失点確率:100%」
データ上、鳥栖が失点する確率が2番目に高いスタッツ項目です。
視点3 スルーパスから
「鳥栖1失点 .vs 広島1得点 鳥栖失点確率:100%」
データ上、上2つのスタッツ項目より確率は低いですが要注意のスッタッツ項目です。

3. まとめ

走行距離・スプリント回数は、鳥栖が全て広島を上回っています。一方、パスの成功率は広島が全て上回っています。また、鳥栖と広島のパスの傾向をみると鳥栖が「中央寄りから前」、広島が「両サイドから前」となっています。このことから、広島の多彩なパス回し、ポゼッションを鳥栖のハードワークで分断して少ないチャンスをものにする。前節湘南が鳥栖に対してやったようなゲーム展開に持ち込めば勝利を手繰り寄せることができるのではないかと考えます(ハードワーク .vs ポゼッション)。

また、チームスタッツでみると鳥栖が得点する確率はセットプレー、クロスから、スルーパスからです。少ないチャンスを確実に得点することが勝利の条件と言えるかもしれません。失点に目を移すとセットプレーから、クロスから、スルーパスからの失点の可能性が高くなっています。ハードワークで広島の多彩な攻撃を封じ込め、前節、監督や選手が試合後に残したコメント『小さな部分をおろそかにしない』隙のない守備でゼロに抑えることが勝利の必須条件と言えそうです。

もうすぐキックオフです。鳥栖がどのような試合展開を見せ、どのような結果となるか、とても楽しみです! それでは、今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。

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